子宮頚がん
性体験がある女性は、誰でも年齢に係わらず要注意!!
| 子宮は、子宮の入り口にあたる子宮頸部と胎児を育てる子宮体部とに分かれています。子宮頸がんは、子宮頸部にできるガンです。 日本では、子宮頸がんが圧倒的に多く、子宮がん全体の約70%を占めています。 最近では、20~30歳代の若い女性の増加が目立ってきました。 子宮頸がんは、ヒト・パピローマウィルス(HPV)というウィルス感染が原因で起こることが解明されています。 ヒト・パピローマウィルス(HPV)は、性交渉により感染します。 性交渉の経験のある女性は、年齢に関係なく誰でも感染リスクがあるといえます。 子宮頸がんは検診により、がんになる前の状態から発見することができるので、定期的に検診を受けることが大切です。 最近では、子宮頸がんを予防するワクチンも開発されています。 |
◇◆ 子宮頸がんの検査結果 ◆◇
子宮頸がんの結果は、クラスの1~5に分けられています。簡単に分けると、- クラス1~2が「白=癌ではない」
- クラス3が「グレー=癌になりかけの疑いがある」
- クラス4~5が「黒=癌」
ということになります。
クラス3はさらに3つに分かれていて、白に近いグレーなのか黒に近いグレーなのかによって、その後の治療方針が変わってきます。
| クラス1 | まったく異常ありません。正常な細胞のみです。 |
| クラス2 | 炎症による変化や加齢による変化など、癌とは関係ない良性の変化が見られます。 |
| クラス3a | やや細胞の顔つきに変化が見られます。 白に近いグレーです。 7~9割は自然にクラス1~2に戻りますが、残りは変化が進んでいく可能性があるので、2~3か月後の再検査や精密検査が必要になります。 |
| クラス3 | 中等度の細胞の変化がみられます。 精密検査をして疑わしい場合は「円錐切除=子宮の一部を切り取る手術」による診断が必要になる事もあります。 |
| クラス3b | かなり強い細胞の変化が見られます。「円錐切除」による診断及び治療が必要になります。 |
| クラス4 | 上皮内癌が疑われます。「円錐切除」叉は子宮をとる手術が必要になります。 |
| クラス5 | 浸潤癌が疑われます。転移の有無を調べたり、手術や抗癌剤や放射線による治療が必要になります。 |
◇◆ 子宮頸がんの予防ワクチンについて ◆◇
子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性HPVの感染から長期に亘ってからだを守ることが可能です。海外ではすでに100カ国以上で使用されています。
ワクチンとは、病気の原因となる細菌やウイルスなどをあらかじめ接種しておき、病気を防ぐ方法です。
子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性HPVの中でも特に子宮頸がんの原因として最も多く報告されているHPV16型と18型の感染を防ぐワクチンで、海外ではすでに100カ国以上で使用されています。日本では2009年10月に承認され、2009年12月22日より医療機関で接種することができるようになりました。
感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。しかし、このワクチンは、すでに感染しているHPVを排除したり、子宮頸部の前がん病変やがん細胞を治す効果はなく、あくまでも接種後のHPV感染を防ぐものです。
子宮頸がん予防ワクチンは、子宮頸がんの原因となりやすいHPV16型とHPV18型のウイルスに対する抗体をつくらせるワクチンです。なお、このワクチンに含まれるウイルスには中身(遺伝子)がないので、接種しても感染することはありません。
◇◆ 予防ワクチンの接種方法 ◆◇
半年の間に3回接種で、最長6.4年間、HPVの感染を防ぎます。ただし、子宮頸がんを完全に予防するためには、接種後も年に1回は子宮頸がん検診を受けましょう。
子宮頸がん予防ワクチンを接種することでHPV16型とHPV18型の感染を防ぐことができますが、全ての発がん性HPVの感染を防ぐことができるわけではありません。そのため、ワクチンを接種しなかった場合と比べれば可能性はかなり低いものの、ワクチンを接種していても子宮頸がんにかかる可能性はあります。
子宮頸がんを完全に防ぐためには、子宮頸がんワクチンの接種だけではなく、定期的に子宮頸がん検診を受けて前がん病変のうちに見つけることが大切です。
ワクチン接種後も、年に1回は子宮がん検診を受けるようにしましょう。
・・・・子宮頸がん予防ワクチン 1回 18,900円・・・・

